虚妄の烏

初老の筆者の根暗な戯言。 まぁ、よかやっか。 色々あっとばい。

第二巻目突入

「昭和史発掘/松本清張」、第二巻目に突入。
第二巻の内容は、以下の通り。

 ・芥川龍之介の死
 ・北原二等卒の直訴
 ・三・一五共産党検挙

出来事として、芥川龍之介の自殺しか知らなかった。

もうすぐ「芥川龍之介の死」を読み終わる。
芥川龍之介がどういう人物だったかが描かれている。
女関係の話なんて、全然知らなかったから、驚いている。
当たり前のように、浮気しているのだな、当時の所謂”大物”ってのは。
女なんて、欲望のはけ口でしかなかったんだろう。

今だったら、絶対マスコミやネットで思い切り叩かれる事象。
村上春樹あたりが、仮にそういうことをやったのが明るみに出たら、大変な騒ぎになるだろう。
情報伝達手段が、今はものすごく多いから。
ネットのおかげで、誰でも発信者になれるし。

うん、面白いや、このシリーズ。
こころはすっかり昭和初期に飛んでいる。

食べるのが怖い

せっかく痩せてきていたのに、朝食を摂るようになったら、リバウンドしてしまった。

もう、食べるのが怖い。
まだ、空腹状態の方が調子が良いような気がする。
腹にモノを入れるのが怖い。

一日1食でも太るなんて、自分は一体どうなっているのか。

動けば良いのだろうが、用事がないと出かけないし、家に居る時は殆ど動かない。
妙に、動くのが億劫だ。

何とかして、動く工夫をしないとな。
心根も腐ってるから、どうにかしないと。

便失禁さえなければなあ・・・。

松本清張が止まらない

図書館で借りた「日本史発掘」シリーズを読み始めた。

面白い。
すいすい読めてしまう。
続きが気になって。
推理小説ではないのに。

そうか、この人は推理小説家だから、読者の気持ちを先へ先へと引っ張るのが上手いのか。
文章のリズム、というのもある。
それに何より、描写が細かいので、想像力が掻き立てられて、情景が鮮やかに眼に浮かぶ。
「陸軍機密費問題」を読み終え「石井検事の怪死」に入っているが、戦前の話なのに何故かよく解ってしまう。
田中義一内閣なんて、教科書でしか知らないのに。

全十三冊だそうだが、案外早く読了出来そうだ。
楽しいなあ。

老い

日頃、しげしげと鏡を見ることは殆どないので、たまに見ると己の老いを自覚する。
皮膚は垂れ下がり、シミは増え。

来年還暦だから、そういうものなのだが、改めて自覚させられると、なまじ体力があるだけに一寸ギョっとする。
そう、日常生活は若い頃のまま営んでいるから、己の老いを自覚させられることがあまりないのだ。

昔から化粧品が嫌いなので、鏡をまじまじと見る機会が殆どない。
どこへ行くにも、所謂”スッピン”。
化粧をした経験がない訳ではないが、兎に角顔に何か乗せると息苦しく感じてしまい、出来るなら化粧をせずに済む職種を、と思ってきた。

腸の病のため、働くことを止めざるを得なかったが、取り立てて何かの役に立っている訳ではないので、ああ自分は穀潰しだなあ、とつい思ってしまう。
悲しい。
生産性なるものが、自分にはないのだ。

物事を”生産性”という言葉で片付けてしまうのは危険なのだと分かっていても、還暦近くまで生きていながら、何一つ体得出来ていないというのは、やはり情けない。
来年、本当に還暦になったら、シルバー人材センターに登録するつもりではいるが、自分に出来る仕事が果たしてあるのかどうか分からない。介護なんて、身内の分しか出来ない。他人様の介護なんて、難しすぎる。
だとしたら、選択肢としては、清掃しかない。
でも、これも自分には難しそうだ。

何も出来ないなあ。

せっかく痩せたのに

朝食を摂ったら、痩せなくなった。
カロリー摂取過剰なのだ。
順調に減っていたのに。
やはり、運動がヨガだけだと、痩せないな。

もう、まともに食事を摂ると太るという身体になってしまっている。
一日1食なのに。

食べていないのに、何故か便が沢山出る。
出かけるのが怖いぐらいだ。
午前中は、怖くて出かけられない。
午前中から出かけようと思ったら、食事を止めねばならない。

あと3kgは痩せたいんだけど、無理だな。

「We Will Rock You」を打ち込め、と

昨日の作曲教室は、ドラムの打ち込み方について。
最早、コード理論はどこかへ行ってしまった。

これは、もうロック音楽の打ち込みをやるしかないな。

で、次回までにやっておく宿題を出された。
Queenの「We Will Rock You」を打ち込んでこい、とな。

まあ、出来なくはない。
あの通り、パターンは一つしかないから、それを作ってあとはコピペするだけだ。
今回の課題は、ドラムだけなので、簡単と言えば簡単。
最後のギターも入れろと言われたら、無理だけど。

Queenは、デビュー当時から知っている。
その頃は「Queenなんて、女のミーハーが聴くやつ」と、男の子たちには不評。
ミーハーと言われるのが嫌なので、Queenが好きだと言えなかった。
自分の周りには、ロックの洋楽を聴く人など居なかったので、誰とも友だちになれずに「自分は一人でいいんだ」と意気がっていたものだが。

中学時代は、洋楽やジャズをよく聴いていた。
好きだったバンドは、ツェッペリンとか、エアロスミスとか、EL&Pとか・・・書ききれない位。
ラジオにしがみついて、色々聴いた。
エア・チェックもやっていた。
FM雑誌で、どんな曲がどの番組でかかるかをチェックし、カセット・テープに録音。
そうやって作ったテープは、膨大な数になった。

昨日の作曲教室で、Queenをやれと言われた時、思わず昔語りをしてしまった。
「Queen好きは、ミーハーと思われていたんだよ」と。
若い講師は「本当ですか?僕も映画は観ましたけど」と、意外だという顔つきで言った。
そう、当時を知らない若い人にとっては、純粋に「いい音楽」なのだ。

あのビートルズだって、デビュー当時は「女が騒ぎ立てるやつ」と、男連中には不評だったらしいし、どうして昭和男というのは素直に良いものは良いと認められないのだろう、と思う。
それで、損するのに。

そんなことを思いながら「We Will Rock You」を聴く。
ドンドンシャン、ドンドンシャン、ドンドンシャン、ドンドンシャン。
拍手が入ると、ドラムの音がよく聞き取れない。

簡単なのだが、上手く出来るかな。

難しそうだな「昭和史発掘」

図書館へ来たのは何年ぶりだろう。
検索用端末の前に座り、”松本清張”と打ってみる。
そうしたら、何故か松本清張以外の人の本がずらずら。
そうか、一寸でも”松本清張”という単語が入っていたら、ヒットするんだ。

気を取り直し、今度は”松本清張 昭和史”と打ってみる。
ああ、出てきた。
取り敢えず1巻、2巻の分を印刷し、カウンターの人に探してくれるよう頼む。
古いので、閉架なのだ。

出てきたのは、意外にも文庫本だった。
文春文庫。
思ったより薄い、と思った。
取り敢えず借りようと、カードを受付に渡す。
「期限が切れていますが」と、受付嬢。
「どうなっていますか」と問うと、現在の住所と電話番号が返ってきた。
「じゃあ、変更はないので」
「わかりました、このまま更新します」
それで、めでたく借りることが出来た。

バス停で、中を少し見てみる。
こうだった。

・陸軍機密費問題
・石田検事の怪死
・朴烈大逆事件

何か、薄っぺらい文庫本だけど内容が濃そう。
字も小さい。
「1979年 第4刷」とある。
実際に発表されたのは「1964年 週刊文春」。
自分が3歳の時だ。

二週間借りられるが、内容を理解するのに時間がかかりそうなので、二冊にして正解だった。
”全十三冊”とあるので、当分楽しめそうだ。

生きがいが出来た。

読了

読んでしまった。

どうしよう、家を出るまでに読むものがない。
新聞は5時にならないと来ない。

これは、当時、女達に受けただろうな。
かなりの部分を、男女のやり取りが占めている。

まるで、映画を観ているかのようだった。
それぐらい、描写が細かく、登場人物のこころの動きも手に取るように伝わってくる。

小説のお手本みたいな作品だ。
きちんと構成されており、伏線の張り方と回収も見事。

ドラマにすると陳腐になりそうだ(なっているらしいが)。

小説らしい小説を、あまり読んだことがないので、読む面白さを改めて実感した。

さあ、図書館へGO!

つるつる読めちゃう

文章力、ということだろうか。
「波の塔/松本清張」を読むのが、止まらない。
結構な分厚さの文庫本、しかも昔のだから字が小さい。
それが上下二巻になっている。

それを、あっという間に上巻を読み終り、下巻も半分ぐらいまで、一気に。
そうめんみたいに、つるつる読めてしまう。
解説文によると、これは「女性自身」誌に連載されていたそうだ。
つまり、対象とされている読者層が女だということ。
道理で、複雑な男女関係ばかりが延々と述べてある訳だ(こういうの、苦手)。
事件なんて、取って付けたような扱い。

こういうのも書ける作家だったんだな、松本清張。
文章が上手いから、つい続きを読みたくなって、気がついたらこんなに読んでしまっている。

この分なら、今日中に読み終わるので、いよいよ図書館行きだ。
今日は「海の上のピアニスト」を観るために外出するので、帰りに図書館へ寄れるな。
幸い、雨は降らないようだから、帰りに寄ろう。
「昭和史発掘」が収録されているものを借りようかな。

結局図書館行けずじまい

本当なら、今頃は図書館に通って、そこで借りた本を読んでいる筈だったのに、ついうっかり「波の塔/松本清張」が読みたいと思いついたばかりに、ネットで古本を注文してしまった。

で、映画に行ったりしていたので、読書の時間が取れず、最近やっとその「波の塔」を読み始めたばかりだ。

子供の頃、カッパ・ブックスという新書版のシリーズが家にあったが、両親の一体どちらが松本清張を読んでいたのかは不明。多分、父親だろうと思うが。

こういう古いのを読んでいると、昔の情景が眼に浮かんで、懐かしい気持ちになる。
また「こういう文章を書ける人、今の日本に居るのかな?」と思ったりする。

松本清張は、今で言う”鉄ちゃん”だ。
国鉄(現・JR)の時刻表が大活躍。
日本中の至る所が舞台となる。
だから、読者もつい、そこへ旅をしているような気分になれる。

自分は、ただ昔を懐かしんでいるだけなのかも知れないが、松本清張が偉大なミステリー作家、社会派作家、歴史学者であることは断言出来るので、読むこと自体は悪くないと思っている。読書なんて、単なる趣味に過ぎない。

これを読み終わったら、またサマリーポケットに預けて、いよいよ図書館行きだ。
楽しみ。
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