虚妄の烏

日本酒と近現代史と食生活史と近代日本文学が好きな60代。男か女か分からないと人には言われるが、どっちでも好きなように捉えて呉れれば良いと思っている。

松重豊さん大好き

Paraviで見逃したテレビドラマを観ていて「孤独のグルメ」主演の松重豊さんの大ファンになってしまった。
ご出身も福岡だし、「孤独のグルメ」でのあの行儀の悪い食いっぷりも男らしいし、背広の上着を脱いで本腰を入れるシーンなんて、もうキュンキュンする。
俳優に対してこういう感情を抱いたのは、初めてかもしれない。

三重県には来ないよなあ、あのドラマ。

日本政府は冷たい(中村哲氏のこと)

アフガニスタンでは、最高の礼を尽くして、中村哲氏の死を悼んで、送り出してくださった。

それなのに、日本ではどうだろう。
棺が羽田に到着しても、総理大臣は出迎えにも来ない。
総理大臣の頭の中には、桜を見る会をどう誤魔化すか、という事と、憲法改正の事しかない。

外国で邦人が殺されたのだ。
それだけでも、外交問題としてきちんと取り組むべきなのに。
警察任せ。
今のこの国は、国民に対してかくも冷たいのだ。

本来なら、政府がやるべき事を、この国ではボランティア任せ。
そして、死んでも弔ってもくれない。
何という国なのだ、この国は。

「三池炭鉱”月の記憶”」読了

あっという間に読めてしまった。
それだけ、集中して読んだのだろう。

炭坑労働者差別は、そもそも、囚人労働に始まった。
そして、強制連行してきた朝鮮、中国の人たち、そして移住して来た与論島の人々につながる。

炭鉱労働は、超が付く位、過酷なものだったのだ。

子供の頃「大牟田は石炭産業で栄えた」と習った。
今も、もしかしたらそういう教え方をしているかも知れない。
炭坑は既に閉山しており、歴史を知ろうと思ったら、記念館を見学し、炭坑跡へ赴いて話を聞くしかない。

しかし、それでは不十分なのだ。
一体、何があったのか、もっと知る努力をするべきだ。

大牟田が、好きだから。
良い面も悪い面も、全て知りたいのだ。

この本に出会えて、本当に良かった。
知らなかったことが、色々分かった。
最後に「大蛇山祭りの総踊りに出る」という話になった箇所では、涙が出た。
炭坑は、与論島出身の人たちに対して酷いことをしたのに、大蛇山祭りに出てくれるなんて。

来年、また大牟田へ行こうかな。



「孤独のグルメ」最高!

パートナーが、某週刊誌の記事を立ち読みしてきて、内容を話してくれた。
「孤独のグルメ」に関する記事。
曰く「あの番組で取り上げられると、その後の来店者数が半端なく多くなる」
そして仰天したのがこれ。

「松重豊は、あれを本当に一人で平らげている」!

嘘だろ・・・?
だって、あれ、どう見ても三人前位あるぞ。
そして、言っちゃなんだが、松重豊って、そんなに若くないぞ。

役者さんって、体力勝負なんだなあ。

あれを見ていると、食べるっていう行為は、心底楽しいものなんだな、と思えてくる。
自分が「食べる」という行為に関してトラウマがあるので、自分にはあれは無理だな、とも思う。
食べるのにも、体力が要るのだ。

こっちの地方にも来てくれないかな。
でも、ああいう気の利いた店って、こっちには無いなあ・・・。

知らない事は罪(与論島の人たちと大牟田)

NHK Eテレで放映された番組「黒いダイヤは見ていた」を観るまで、全く知らなかった。
大牟田で何が起こっていたのかを。

与論島の人たちが集団で移住してきて、炭鉱労働に従事していたこと。
その中で、大牟田の人間が、与論島から来た人たちを、酷く差別していたこと。
待遇、賃金、働き方、そして日常生活、そう、全てで。

それでも、与論島から来た人たちは、苦しい生活に耐え忍び、炭坑で働いてくださったこと。

大牟田が炭坑の街として栄えていたことは、幼い頃に学校で習った。
しかし、与論島の人たちのことまでは習わなかった。
親戚筋こぞって、炭坑とは無関係な職業についていた為、50年前、小学生だった時も、炭坑を意識することは殆どなかった。
そして、9歳で大牟田を離れ、東海地方に移住した。

「大牟田に居たのでは、生活が苦しいから」という理由で。

知らなかった、では済まされない。
大牟田は、与論島の人たちに対して、酷い扱いをしたのだ。
大牟田生まれの人間として、申し訳ない、と思った。
謝って済むなら謝る。
しかし、炭坑が閉山してからかなりの年月が経っているし、そもそも自分は大牟田で生まれたというだけで、大牟田のことをあまりよく知らない。

この事について詳しく書かれた本があると知り、アマゾンで注文した。
「三池炭鉱”月の記憶”/井上佳子・著」。
知らねばならない。
学ばねばならない。
そして、周囲の人たちに伝えねばならない。
炭坑労働の実態を。
そうでなければ、大牟田出身だと、声を上げて言えない。

知らないというのは、恥ずべきことだ。
知らないというのは、罪なことだ。
学ぶべきだ。
感じるべきだ。

大牟田に対する感情が、ガラリと変わった。

また眠れない

またしても眠れない。
こういう時は、腹をくくって起きているに限る。
眠くなったら、嫌でも寝るだろうから。
夜遅いので、音楽をかけるのもはばかられる。
拠って、こうして書いてる。

書くこと自体は好きで、高校時代は同人誌をやっていた。
笑っちゃうほど馬鹿な内容だったが。
黒歴史である。
どうして、あの頃、あんなに馬鹿だったんだろう?

中学生の頃は良かった。
将来こうなりたい、という夢があった。
高校1年の時母親が他界し、家事一切を引き受けることになった。
それで、東京へ行くのを諦めた。
成績が悪かった、というのもあるが。

東京へ出たい、と思っていた。
東京の大学へ行って、卒業後は出版社で働きたい、と思っていた。
中学生の頃だ。

地方在住の中学生なら、今どきの子でも、こういう夢を描くのではなかろうか?

・・・と、まあ、言い訳がましい。
本当にやりたいことがあるなら、周囲の反対を押し切ってでも決行すべきだったのだ。
家族のせいにしてはいけない。
あの頃は、自分が家事をしなければならない、と気負っていたが、考えてみれば、別に自分が全部背負う必要などなかったのだ。
そのことに、気付けなかった。
父と妹の食事の世話で、忙しかった高校時代。

でも、今思うと、そんなのはどうにでもなるものだった。
やりたいことをやれば良かったのだ。
それをやらなかったのは、言い訳に過ぎなかったのだ。

高校卒業後、県立大学の夜間部へ行った。
高校の担任の手を煩わせたくなかったから。
自分の成績で入れる公立大学、という事で、夜間部のあった県立大学へ進んだのだ。
(因みに、現在ではその大学には夜間部は無い)。

この歳になってみると、高校卒業の年齢なんて、将来の可能性有り有りじゃないか、と思う。
たったの18歳だ。
何でも出来るじゃないか。
どうして自分は、当時その事に気付かなかったのだろう?

若い人には、夢を捨てないで生きてほしい、と思う。
やり直しのきかないこの国ではあるが、若ければ、可能性はあると思うから。

会食不安症

NHK夕方のニュース番組「シブ5時」で、会食不安症を取り上げていた。

私にも、会食不安がある。
誰かと一緒に食事をするのが苦手だ。
身体的拒否反応は出ないが、会食は出来れば遠慮したい。

”不味そうな顔”しか出来ないから。

家庭では、食事中は説教の場だったし、学校では給食を完食出来ないしで、あまり食に対していい気持ちがしない。
一番安心出来るのは、やはり一人飯だ。

もう20年位経つが、パソコン通信をやっていた頃、精神疾患を持っている人たちと、オフ会をやった。
名付けて「ゴロゴロ、ダラダラオフ」。
会食をせずに集まってダベるだけのオフ会だ。
参加者が、皆一様に”会食恐怖症”だった為だ。
名古屋の白川公園に集まり、店等へは一切行かず、四方山話に花を咲かせる、というものだった。

会食不安症の人は、多分大勢居ると思う。
食べるというのは、最も動物的な行為だ。
だから、食事しているところを、誰にも見られたくない。
”行儀が悪い”だの”食べるのが遅い”だのと思われるのが怖くて、他人の目が気になるのだ。

井之頭五郎みたいになりたい。
あれも、一人飯だし。

薬物依存は犯罪じゃなく疾患

この国には「麻薬、覚醒剤取締法」なる法律があり、違法薬物等を所持・使用した者は”犯罪者”となる。
芸能界には、これに当てはまる人たちが相当数存在している様だ。
既に逮捕されている人たちについて、今更ここで述べるまでもないだろう。

しかし、薬物依存は、犯罪というよりは疾患だろう。
一度陥ってしまうと、抜け出すのは相当大変な様だ。
NHKのEテレで放映されている「バリバラ」という番組があるが、先日再逮捕された田代まさしが”回復途上者”として出演しており、依存から抜け出すための取り組みを紹介していた。
それを観た時は、てっきり回復への道を歩んでいるのだと思った。
だから、この度の逮捕はとても残念だ。
裏切られた様な気持ちで、悲しい。

我々人間は、実に様々なものに”依存”する。
酒、煙草はその筆頭株で、深くハマってしまうと容易に抜け出せない。
煙草に関しては、吸える場所がどんどんなくなり、国を挙げて喫煙者を攻撃している。
その光景を見ていると、いささかヒステリックな感じすら受ける。

健康に悪いなら、酒だって同じはずじゃないか。
それなのに、酒に関しては、禁止されるどころか飲める方が良い”みたいな扱いだ。
飲めない人に無理に勧めるのを”アルコール・ハラスメント”と呼ぶが、アルコール依存の方が、煙草より深刻な病状を呈することが多い。
私の父は、アルコール依存症で死んだ。
最後は、普通の食事は一切受け付けず、酒しか口にしなかった。

煙草に関してうるさく言うなら、酒に関しても、もっと危険物とみなすべきだと思う。
昔のアメリカみたいに「禁酒法」を制定するまではしなくとも、酒は依存症に罹患する可能性が高い危険物なのだから、ほどほどで止めておける状態を保てる様にすべきだ。
自分も一応は飲めるが、発泡酒程度に留めている(ビールは贅沢品)。

薬物使用者に必要なのは、犯罪者扱いの監獄送りではなく、医療ではなかろうか?
薬物版の”シアナマイド(抗酒剤)"が必要なのではなかろうか?
自助グループも良いが、本人の努力のみに委ねられるため"再犯"につながる可能性はいつでもあると思う。

この世から、禁止薬物使用者が居なくなります様に。

本当にギターが好きなのか?

一応、クラシック・ギターを習いに通っていて、合奏サークルにも所属している。

しかし、それらに赴くのが、ひどく億劫。

日頃、殆ど練習しないし、練習しなくても一応は弾けてしまう。
若い頃ガムシャラにやったのが功を奏しているのか。
初見も利くし。

では、余程腕があるのかと問われたら、即答で「無い」。
弾ける曲が無い。
練習すればどうにかなるかも知れないが、弾きたい曲が無い。

40年前は、弾きたい曲が沢山あって、弾きたいが為に練習していた。
それがまずかったのだろう、変な癖がついた。
一応習いに通っていたのだが、先生がまともじゃなかった。
基本的なことは全く教えられないまま、曲ばかりあてがわれて、一週間ガンガン練習すれば何とかなったから。

そういうのって、良くないね。

便失禁の症状があって、外出するのが怖い、という事情もある。
それで仕事も辞めたし。

若かった頃は、兎に角上手くなりたかったが、今は、正直なところ、どうでもいい。
最近の若い演奏者のことも知らないし、現代曲も知らない、知りたいとも思わない。
正直なところ、止めてもいいんじゃないか、とすら思う。

ギタマンにも関心なくなったし。
音楽は、聴いて楽しむ丈で充分だ。
今は、古いジャズばっかり聴いている。
先日、知人のはからいでウィーン・フィルを聴きに行って、それなりに感動したが(生演奏は最高!)、演奏会も大抵夜なので、外出したくない身としては、どうしても機会を遠ざけてしまう。

なんか、引きこもってるなあ・・・。
人生の時間を浪費している様で、勿体ないとは思うのだが。

入眠障害

寝付きが悪い。
子供の頃からそうだった。

しかし、今日はいつもにも増して寝付きが悪い。
依って、こんなこと書いてる。

睡眠薬を飲むと翌日に残るので、貰っていない。
いつもなら、寝る前の薬で数時間は眠れるのに。

大体10時頃には寝床に入るが、眠っても2,3時間で目が覚めてしまう。
それから再び眠りに入れる時もあるが、どうしても眠れないと、起床が3時とか4時とか、滅茶苦茶になってしまう。

昼間は眠気がないので、多分それで睡眠時間は足りているのだろうが、一度でいいから、連続して6時間寝てみたい。何度も目が覚めるのはイヤだ。まるっきり年寄りじゃないか。

何だか嫌な予感がする。
今夜は徹夜かなあ・・・?
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