虚妄の烏

日本酒と近現代史と食生活史と近代日本文学が好きな60代。男か女か分からないと人には言われるが、どっちでも好きなように捉えて呉れれば良いと思っている。

2023年06月

7月の「100分で名著」は「放浪記/林芙美子」

何とタイムリー。
読んだばかりだ。

映画は観たことがある。
しかし、原作と映画では違う。
読んだ感じは”貧しい”ということ。
女が一人で生きていくということは、貧しさとの闘いなのだ。
明治憲法下では特にそうだ。
手っ取り早く稼ぐには、カフェーの女給しかない。
(この事情は、現代でも変わらない。若い女が手っ取り早く稼ぐには、どうしても水商売になる)。

女に生まれて、女として生きるということ。
その重みを、林芙美子はその時代の中で受け止めながら書いてきたのだろう。
まだ半分しか読了していないが、既に充分過ぎるほど、それは分かった。

7月の「100分で名著」に、期待大。
NHK Eテレで月曜夜。
この番組、好きなんだよね。

「日本の文学 三島由紀夫」読了

中央公論社から、昭和39年に刊行された「日本の文学」。
手始めは、三島由紀夫。
主だった作品が載っている。
「仮面の告白」とか「金閣寺」とか「午後の曳航」とか。
解説は、ドナルド・キーン。

高校生ぐらいで読んでおくべき作家なのだろうが、結構男色だの性交だのの描写があるので、45年前の高校生にとってふさわしかったかどうか。今なら何の抵抗もなく受け入れられるのだが。
三島は、マッチョ指向だったと思う。
自らボディビルに凝ったりして。
その傾向が、作品にも出ている。

「日本の文学」シリーズ、次は林芙美子。

今日は誕生日

62歳になった。
60代にも、だいぶ慣れてきた。

自分は、俳優の遠藤憲一さんと誕生日と血液型が全く同じ。
それで、ファンというほどでもないが、一方的に親近感を抱いている。
同じ時代の空気を吸ってきたんだなあ、と思う。
向こうは人気俳優さんで、こちらは一般人と、接点は全くないが、テレビなどでお見かけしたりすると何となく嬉しくなる。

今日はドラム教室だ。
練習があまりうまくいかなかったので、行くのが一寸憂鬱。
まあ、叱られはしないけれど。
16分音符は難しいよ。

結局文学全集に

「昭和萬葉集」第一巻をめくってはみたものの、短歌は全く分からないので、イマイチ読む気になれず、本棚に戻す。
どうせ読まないなら、古本屋に売ろうかな。

で、読むことにしたのは文学全集。
全て揃っているわけではないが、形見として引き取った分を読もうかと。
その第一弾は「日本の文学 三島由紀夫」。
一冊に、三島由紀夫が凝縮されている。
とは言え、昭和39年刊行なので、古い作品ばかり。

今更三島由紀夫かよ、とも思うが、この辺の文学は実は殆ど読んでいないので、ちょうど良い。

ドラム練習へ。
16分音符、難しい。
時間の殆どをバスドラ無しの練習に費やす。

「萩原朔太郎全集第十五巻 歌集・日記・未發表原稿・年譜・書誌・索引」読了

「萩原朔太郎全集第十五巻 歌集・日記・未發表原稿・年譜・書誌・索引」読了。
・ソライロノハナ
・短歌補遺
・日記(大正三年)
・未發表原稿
・萩原朔太郎年譜
・書誌
・索引

ああ、読了したー!

歌集は、ごく若い頃のものなので、良い歌なのかどうか分からない。
未發表原稿に至っては、穴だらけ。
発表することを前提に書かれているようではあったが。

我ながら、よく頑張ったな。
次は、何を読もうか。
亡父の形見の文学全集か、昭和萬葉集か。

また床屋

また髪が伸びてきた。
だから、切りに行く。
もう、面倒くさいなあ。
丸刈りにしたい。
それなら、家でバリカンで刈れば済むから。

本日休載

ネタがありません。

行き過ぎの不倫報道

芸能人だからって、私生活を暴いて騒いでいいのか?
不倫したとか何とかって、一般人にとってはどうでもいいだろう。
法を犯している訳でもないし、他人の恋愛沙汰などどうでもいいことだろう。
何故、マスコミは一斉に当事者を叩くのだろう。
売れさえすれば、何でも良いのだろうか。

一連の報道記事は全く読んでいないが、見出しだけで内容が分かるので、正直うんざりしている。
もっと他に考えるべきことが、沢山あるはずなのに、何を騒いでいるのだろう。

「萩原朔太郎全集第十四巻 雑纂」読了

「萩原朔太郎全集第十四巻 雑纂」。
・補遺
・詩論・講座
・音樂
・コラム
・序文、跋文
・書評・新刊紹介・推薦文
・雑纂
・アンケート・質疑応答
・選詩・選評

音樂に関することが一番面白かった。
マンドリンの弾き方とか。
マンドリンは、一応やったことがあるので、成程こういうことかと直ぐ合点がいった。
こういう教え方なら、自分もマンドリンを習得出来ていたかも知れない。

いよいよ第十五巻、最終巻だ。
「萩原朔太郎全集第十五巻 歌集・日記・未發表原稿・年譜・書誌・索引」。
東海豪雨の際水に浸かってボロボロ。
亡父が読んでいた証拠。
結局、亡父は全集を揃えていながら、詩と短歌しか読んでいなかった。
だったらドヤ顔するなよ、である。
自分は、全部読んでるぞ。

ドラム練習に行く。
16分音符、難しい。
殆ど進まなかった。
金曜日にまた予約を取った。
頑張ろう。

松江城

最終日、時間があったので松江城へ立ち寄った。
慶長16(1611)年築城の、古い古い天守。
築城当時のままの形が残されている。

松江城天守閣
松江城天守。立派!

当然、エレベーターなどはないので「名古屋市長はこういうのをイメージしているのかな」と考えたりした。
名古屋市は、10年も前から”名古屋城天守完全木造再現”を目指している。
障害者団体が「車椅子でも登れるようにエレベーターを設置してほしい」と要望しているが、反対意見が根強い。
「築城当時はそんなものはなかった、エレベーターを設置すると完全木造再現にならなくなる」というのが理由。

現代は戦国時代とは事情が違うので、完全木造再現にこだわり過ぎてエレベーターを設置しないというのは違う。
今回、古い松江城に昇ってみて「年取って体動かなくなったら、昇れないな」と思った。
社会は、若くて元気な健常者だけのものではない。
誰もが年を取り、障害者になるのだ。
だから、誰もが排除されず、昇れるようにすべきだと思う。

時間がもう少しあったら、小泉八雲旧邸なども観たかったが、生憎時間切れ。
駅へ。
バス停の場所が分からなかったので、たまたま通りかかった人に訊ねたら、その人も駅へ行かれるとのことでしばし雑談。
旅には、こういう醍醐味がある。

と、いうことで帰宅した。
今日は、ドラムの練習に行く。
7月、8月は暑いので旅は止めておこう。
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