読んでしまった。

どうしよう、家を出るまでに読むものがない。
新聞は5時にならないと来ない。

これは、当時、女達に受けただろうな。
かなりの部分を、男女のやり取りが占めている。

まるで、映画を観ているかのようだった。
それぐらい、描写が細かく、登場人物のこころの動きも手に取るように伝わってくる。

小説のお手本みたいな作品だ。
きちんと構成されており、伏線の張り方と回収も見事。

ドラマにすると陳腐になりそうだ(なっているらしいが)。

小説らしい小説を、あまり読んだことがないので、読む面白さを改めて実感した。

さあ、図書館へGO!