再び読書へ。
「松本清張全集9」読了。
ずっと読んでいるおかげか、文体にも慣れ、スタイルにも慣れてきた。
延々と状況説明があって、最後に殺人事件が来る。
その状況説明が、あたかも映画を観ているようで、情景が鮮明に浮かぶ。

主人公の男が、たいていダメ男だ。
人間としてダメだ。
問題解決のために、簡単に女を殺す。
それが、ちょっと非現実的かな、と思う。

あと一冊。
「ドーキンス博士が教える”世界の秘密”/リチャード・ドーキンス/デイヴ・マッキーン/大田直子」。
ドーキンス博士が、子どもにも解るような、豊富なイラストの載った本を書いている。
学習百科を見ているようで、楽しそう。