「週刊朝日」は、懐かしい。
亡父は、毎号欠かさず買って読んでいた。
だから、自分もそのおこぼれに預かっていた。
妹などは、結婚してからも朝日贔屓で、週刊朝日も宅配してもらっていたそうだ。
自分は、週刊朝日は読んでいなかったが、最終号だけは何となく手元に置きたくて、買った。
週刊朝日は、床屋の待合には決して置かれない。
床屋の待合に置かれるのはポスト、現代、アサヒ芸能などのオッサン雑誌ばかり。
週刊朝日は、読者を選ばない。
老若男女、誰でも読める雑誌。
政治経済が分からない子どもでも読める箇所がある。
誰でも解るのが「山藤章二のブラックアングル」だろう。
自分は、これを毎回楽しみにしていたものだ。
朝日新聞は、どちらかと言うと左寄りである。
生長の家の信徒だった亡父が、週刊朝日や朝日新聞を読んでいたというのは一寸理解不能だが、生長の家は姑(東海地方婦人部幹部)に付き合って入ったようなものだから、まあリベラルだったのだろう。
そういう自覚はなかったと思うが。
週刊誌は、最早「文春」の一人舞台の観がある。
岸田首相の息子が更迭されたのも、文春の続報を恐れたからという見方がある。
恐るべし、文春。
世論が動かし得ない政局を動かしてしまう、文春砲。
「週刊朝日」は、その波に乗れなかった。
生真面目な記事ばかり載せて、時流に乗れなかった。
その「生真面目な記事」の愛好者は、少なくなかったと思われるが、売上につながらなかった。
一般大衆は、センセーショナルな話題を求めるものだ。
「週刊朝日」の最後を、見届けようと思う。
亡父は、毎号欠かさず買って読んでいた。
だから、自分もそのおこぼれに預かっていた。
妹などは、結婚してからも朝日贔屓で、週刊朝日も宅配してもらっていたそうだ。
自分は、週刊朝日は読んでいなかったが、最終号だけは何となく手元に置きたくて、買った。
週刊朝日は、床屋の待合には決して置かれない。
床屋の待合に置かれるのはポスト、現代、アサヒ芸能などのオッサン雑誌ばかり。
週刊朝日は、読者を選ばない。
老若男女、誰でも読める雑誌。
政治経済が分からない子どもでも読める箇所がある。
誰でも解るのが「山藤章二のブラックアングル」だろう。
自分は、これを毎回楽しみにしていたものだ。
朝日新聞は、どちらかと言うと左寄りである。
生長の家の信徒だった亡父が、週刊朝日や朝日新聞を読んでいたというのは一寸理解不能だが、生長の家は姑(東海地方婦人部幹部)に付き合って入ったようなものだから、まあリベラルだったのだろう。
そういう自覚はなかったと思うが。
週刊誌は、最早「文春」の一人舞台の観がある。
岸田首相の息子が更迭されたのも、文春の続報を恐れたからという見方がある。
恐るべし、文春。
世論が動かし得ない政局を動かしてしまう、文春砲。
「週刊朝日」は、その波に乗れなかった。
生真面目な記事ばかり載せて、時流に乗れなかった。
その「生真面目な記事」の愛好者は、少なくなかったと思われるが、売上につながらなかった。
一般大衆は、センセーショナルな話題を求めるものだ。
「週刊朝日」の最後を、見届けようと思う。